単純なSFとしてもその体をなしているのですが、
人が地球支配の実権を失った未来、新しい支配者である
AIと人が、物語を通して、世界と愛のあるべき姿を
強力に訴え、そして問いつづける珠玉の一作です。
『理解できないものは、拒絶するのでは無く、受け入れる。』
本書を読み終えたとき、この言葉が胸に突き刺さると思う。
人の作りサダメも、そうでない悲劇も、世界の調和も、人生の意義も、
あまりに混沌としていてる現実から本質に光をあて、
クリアに道筋だてた本。筆者はこの本で、本当に世界に一石を投じようとしているのかもしれない。
SFだけれども、すべての人に読みやすいレベルだと思う。是非、お勧めします。
ぼくはサハラ砂漠でこの本を読みながらずっと泣いていました。